こんにちは、ファイナンシャルプランナーの田辺浩之です。
これから老後を迎える皆様、既に老後を迎えている皆様、皆さんはどんな老後を送りたいですか?
ちょっとイメージしてみてください・・・・・・・・・・・・・
のんびりと残りの人生を楽しみたい、ご夫婦で趣味や旅行を楽しみたい、1週間に一度は外食に出かけたり、お孫さんにお小遣いをあげたり等いろいろイメージされると思います。
そのイメージどおりの老後を“ゆとりのある老後”とすると、今の日本では生涯賃金と公的年金だけでは、ゆとりのある老後を送ることは難しいのです。
ご夫婦で受け取れる年金のモデルケースは1カ月23万円、そしてゆとりのある老後を送るためには1か月38万円が必要といわれています。この場合ですと差額が1カ月15万円、年間にすると180万円になります。
これから老後を迎える方は、まずはご自分の年金がいくら受け取れるのか調べましょう。
年金定期便で計算できますし、社会保険事務所でも教えてくれます。それを調べたら、自分がどのような生活を望むのか、そのためにはいくらかかるのかデザインしてみましょう。そうすると、ご自分の老後の不足額が計算できます。不足額の年額に老後の年数を掛けた金額が老後の為に準備するお金ということになります。
これから老後を迎える方はお金を貯めて殖やしていく資産形成期です。その方法として資産運用の手法を用います。運用というと損するとか、難しいとかよくないイメージを持っている方もいると思います。ですが投機(ギャンブル)と運用は違います。「運用」という漢字は「何かを用いてどこかに運ぶ」と書きます。つまり目標があります。「いつまでにいくら」が決まるから「いくらを何パーセントで運用する」が決まり、その方法をするための必要な金融商品が決まっていきます。あとは金融商品の中から目標に合ったものを選んでいきます。
ところが、「とにかく殖やしたい」「なんとなく殖やしたい」と、目標や方法を決めないとこんなことになります。
家を建てることをイメージしてください。
「とにかくいい家を建てたいんです」、つまり「とにかく殖やしたいんです」と銀行等に相談に行くと、「それならとっても素晴らしい大黒柱がありますよ」と、自分の目標や方法にあわない商品を勧められて購入してしまったりします。そのようなことがないように、まずは目標を決め方法を決めて、それから商品を選択します。家を建てる時、建てたい家があって図面があるから必要な材料が決まることと一緒です。
是非、この手順は間違えないように、運用で自分年金をつくって自分が望む豊かな老後を創っていきましょう。
すでに老後を迎えている方は、これからお金をためるというよりは、今あるお金を運用しながら使う資産活用期です。
お金を殖やしながら使っていくことで、お金を有効に長持ちさせて使うことができます。
この場合も自分が望む老後の過ごし方に合った運用をしていきましょう。
これも目標が決まっていないとこんなことになります。
たとえば65歳から75歳くらいまでの10年間は、健康の不安が少なく、時間も自由になり旅行や趣味を楽しみたい時期ですね。ところが、この商品がいいからと金融機関から勧められるがまま年金保険などを購入すると、健康で一番楽しめる時期に資金が保険料の支払いで拘束されてしまうことになり、なんだか楽しくないですよね。80歳になってまとまったお金をもらってもあまりうれしくないかもしれません。このように自分の人生どうしたいかで運用方法は変わってきます。
さて、老後といえば相続、つまり次の世代に資産を受け渡す、資産保全期のことも考えましょう。相続税対策と相続対策が必要になります。相続税がかからなくても相続対策は必要です。相続が“争族”にならないために、運用の延長として相続設計をすることをお勧めします。自分の人生の締めくくりですから。
運用に使う金融商品は有価証券をイメージする方も多いでしょうが、保険商品を組み合わせることで運用が安定する場合があります。一つの業界にとらわれるのではなく、幅広い金融商品の中から、自分の目標に合った商品を選ぶことが大切です。
人生を楽しむには、体の健康、心の健康、社会的健康(人間関係等)、そして経済的健康が必要なのではないでしょうか?
FPの私が言うのはおかしいのですが、お金はあるに越したことはありませんが、お金そのものが人生の目的ではありません。必要以上に目先の損得にこだわるのではなく、自分が望む老後を手にいれましょう。
これからの時代は、運用の知識はますます必要になってきます。ぜひお金の専門家、独立系FPの知恵を借りてセカンドライフをエンジョイしてください。人生二度とありませんから。
皆様の人生の大成功をお祈りしています。
最後までお読みいただきありがとうございます。
感謝!
|
|