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よく”年金”という単語は目にしますが、老後に必要な資金はどのくらいなのでしょうか?
目標額に向けて、今から毎年どのくらい積み立てていけばいいのでしょうか?
また、積立手段としては、どのような金融商品があるのでしょうか?
基本的には、老後までの期間が長いほど、自分の年金を運用できる期間が長くなるので年金づくりのスタートは早い方がいいと思います。一方で退職金など今ある資金を近い将来の年金の原資にしたいとお考えの方もいらっしゃるでしょう。
そもそも老後の生活にはいくらくらいの資金が必要かを確認してみたいと思います。総務省の家計調査(平成19年)によれば、実際に必要とする生活費は食費や住居・光熱費、交通や保険医療費など、月額約27万円となっています。もちろん国民年金や厚生年金を受給できますので全額準備する必要はありません。しかしながら平均寿命も延び高齢化が進んでいる状況を勘案すれば余裕をもった計画で、準備をしたほうが安心ではないでしょうか。いずれにしても老後を具体的にイメージし計画を立てることが大切です。
それでは、どのように運用対象を選んでいけばいいのでしょうか。
年金、あるいは年金向けとしてセールスされている金融商品には様々なものがあります。大きく分けると元本が保証される又はそれに準ずるもの(ローリスク商品)と、元本は保証されませんが、運用収益を期待することができるもの(ハイリスク商品)に分類できます。もちろんそれぞれメリット・デメリットがあります。
長い期間で積み立てていくのであれば、分散投資が一つのポイントになると思います。インフレへの対応も考えておかないといけません。“年金”という言葉に固執することなく豊かな老後の為の資金作りと考えて金融商品を選択するといいのではないでしょうか。
例えば日本の株式を毎月一定額購入する、あるいは投資信託を毎月積み立てるという方法があります。毎月積み立てることでリスクが軽減され(ドルコスト平均法と呼ばれています)インフレリスクにも対応できます。ただし元本は保証されないことは十分に頭に入れておかなければなりません。
将来の大きな発展にかけるならBricsと呼ばれる新興国市場への投資も選択肢でしょう。日本の昭和の高度成長を重ね合わせるとその魅力が一層増すのではないでしょうか。最近は直接株式投資ができます。ただし個別の株式への投資は大きなリターンが期待できる半面大きなリスクも伴っていることを理解しておいてください。その国の株式などで運用する投資信託の検討もよいのではないでしょうか。中国市場に投資するチャイナファンドや様々な新興国に分散する商品など様々です。ハイリスクハイリターンと割り切れば意外と検討の余地はあるのではないでしょうか。
また保険会社の商品ではそのままズバリの年金保険があります。
元本保証の定額年金から変動商品で運用する変額年金、外貨で運用する外貨建て年金など様々です。これらの商品は銀行の窓口でも販売されています。これらの商品は運用関係費用など負担するコストが明示されています。毎月積み立てていく積立型もあります。運用期間やお手持ちの資金の性格に合わせて選択すると良いのではないでしょうか。
他には、毎月定期的に分配金を受け取れる「毎月分配型」の投資信託も人気です。オープン型投資信託には珍しく、毎月定期的に分配金を受け取れることで安心感をもたらしているのだと思います。これらの商品は、ファンドマネージャーが、各国の金利、為替の動向を見ながら各債券の組み入れ比率を調整しています。年金の上乗せとして、毎月分配金を受け取りたいという方には良いのではないでしょうか。」また3か月ごとや1年ごとに分配される商品もあります。目的に合わせて選択をされると良いのではないでしょうか。
いずれにしても、豊かな老後を送るためには、様々な商品の中から最適な商品を選択したいものです。
老後の生活を具体的にイメージしながら、専門家に相談してみるのも良いのではないでしょうか。
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