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HOME  >  [特集] 『がん』になるリスクを考える
[特集]がんになるリスクを考える①
私たちの生活には様々なリスクが存在しています。その対処を考えるのがリスクマネジメントです。

以前のリスクマネジメントにおいては“万が一”が最大のリスクであり、このリスクをケアすることがリスクヘッジの中心であると考えられていました。しかしながら、少子高齢化が進みライフサイクルが多様化し、生活設計の考え方も大きく変化してきた現在、そのリスクマネジメントの重要性がますます高まってきています。医療(治療)の精度が上がり、様々な病気が治るようになってきています。先進医療など安心して治療を受けるためにも、また自分自身の人生を自分らしく楽しく過ごすためにも“万が一”のリスクに加え“生きるリスク”に備える必要があるのではないでしょうか。

あなたは『がん保険』に入ってますか?

がん保険の必要性、あなたはどう思いますか?
がんは現在死因のトップであり、2007年には年間33万6千人とおよそ3人に1人ががんで亡くなられています。治療により病気が完治し亡くならずにすんだ患者さん達も含めるときっとすごい発症率なのではないでしょうか。昔に比べるとがんも早期発見・早期治療で治る確率がアップしたとよく言われますが、それでもいまだに恐い病気です。

日本人の死亡原因

一方で「がん保険・がん特約」の加入率は31.2%(<生命保険文化センター「生活保障に関する調査」/平成19年度>)自分は大丈夫と思っている人もまだまだ多いのでしょう。 まずはがん保険が必要かどうかを考える前に、がんと闘うための費用等、様々なリスクに関して検証してみたいと思います。

主要疾病の平均入院日数
厚生労働省「患者調査」(平成17年)によるとがんの平均入院日数は29.6日です。またがん診断後の就労状況は約30%の方が退職されており、がん診断後の収入も約38%の方が下がっています。一方多くの方が、がん診断後も仕事を続けていきたいと思っていらっしゃいます。

ニュースや日々の色々な記事で著名人が、あるいはご友人等ががんを患っていらっしゃると目にされたり聞かれたりする機会も多いと思います。その時には「もし自分だったら・・・」「あれ?がん保険入っていたかな?」と自分に置き換え、入院や通院など大変な出費となってしまうと不安になり、がん保険や医療保険の必要性をものすごく感じられるのではないでしょうか。つまりその瞬間には、がん保険に対するニーズが顕在化しているのではと思います。

がん診断後の就労状況|がん診断後の収入の変化

実際がんと闘うには入院費用はもちろん、検査費用・手術費用・高度先進医療といったかなりの高額の資金が確実に必要になります。ご自身はもちろんのことご家族も完治に向けて出来ることは全てやりたいと思われるでしょう。実際80%を超える多くの方々がケガや病気に対して「不安感あり」と感じており、また長期入院で医療費がかさむことや家族に肉体的精神的に負担をかけることが不安だと答えていらっしゃいます。

ケガや病気に対する不安の内容

こういうデータを出すと、「差額ベッド代」とかぜいたく言わなければ…と思われる方も多いと思います。しかし実際医療現場を見ればわかりますが、がんの治療は壮絶です。抗がん剤の副作用も想像を絶する厳しさだと言われます。本人はもちろんご家族の方は少しでも精神的に安定した状態で治療に専念してほしいと思われると思います。

最近は、がんの若年化がどんどん進んでいるといわれています。つまり若いからといって絶対にがんにならないとはもちろん言い切れませんし、がんは自分には関係ないと他人事に感じている人ほど、自分がそうなってしまった時のダメージがより大きいものだと思います。

年代別死因順位
残念ながらがんという病気は、喫煙・飲酒・紫外線などは、がんを引き起こしやすい原因であることは分かっていますし、多くの場面でそれが告知されているにもかかわらず、決め手となる有効な予防策がないというのが現状です。これらの危険要因を遠ざけて生活していてもがんが発症する場合があります。

がん患者の年齢構成
一方で企業や自治体が本腰を入れがんの早期発見を出来るように検診等を積極的に推進していますし、人間ドッグやPET検査などの定期検診などによってもがんの早期発見も進んできています。 がんの治癒率も年々上昇しております。つまり、がんは“治る”ようになってきている訳です。

しかしながら、まだまだがんとの闘いは、経済的にも精神的にも非常に厳しいものがあります。そこで万一がんになってしまった場合でも、安心して治療に専念できる経済的な備え、それががん保険なのです。高度先進医療や自由診療も考えておく必要があります。さらに入院が長期になるほど、その負担は重くなります。

治るようになったがん、そして新たに発生する「生きるリスク」。

金銭的にも精神的にもがんと闘うための「がん保険」。健康な今だからこそ考えておきたいものです。
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最後に「がんを防ぐための12カ条」を紹介します。<資料:国立がんセンター>

① バランスのとれた栄養をとる  -いろどり豊かな食卓にして-
天然のものを含め食品の中にも細胞の遺伝子(DNA)に作用し突然変異を起こす物質があります。反対に食品によっては変異原性を抑える物質もあります。従って、食事の際は、偏食せずにできるだけ多くの種類の食品をとり、栄養の面ばかりではなく、食物中の発がん物質の作用を相殺していくことが大切です。

② 毎日、変化のある食生活を  -ワンパターンではありませんか?-
たとえば、ワラビには微量の発がん物質が含まれています。むろん、たまに食べるくらいでは心配はありませんが、たくさんの量を、毎日食べるのはさけたほうがいいでしょう。 また、カロチンはがんを予防する効果があるといわれていますが、にんじんにはカロチンが含まれているからといってそればかりを食べるのではなく、できるだけ多くの種類の緑黄色野菜をとることが望まれます。

③ 食べすぎをさけ、脂肪はひかえめに  -おいしい物も適量に-
こんなネズミの実験があります。好きなだけ食べさせたグループと、食事量を60%くらいに制限したグループとでは、制限グループの方が発がん率が低く、長生きだったといわれます。やはり“腹八分目”がよいといえます。食べすぎの中でも、とくに問題とされるのが脂肪の量で、脂肪のとりすぎは乳がん、大腸がん、前立腺がんなどの発生に関連があると指摘されています。

④ お酒はほどほどに  -健康的に楽しみましょう-
アルコール濃度の高いブランディーを飲む習慣のある住民の間には昔から食道がんが多いといわれます。強い酒で口腔や咽頭、食道などの粘膜を傷つけるのが原因だろうと考えられます。 また、アルコールのとりすぎは肝臓がんの発生にも関係があるとみとめられています。

⑤ たばこは吸わないように  -特に、新しく吸いはじめない-
たばこと肺がんの関係が深いことは、よく知られています。たばこの煙には発がん物質が含まれており、吸いはじめる年齢が低いほど肺がんにかかり易いこともわかっています。未成年の喫煙はまわりでも気を配って、絶対に止めるようにしなければなりません。わが国でも、肺がんが増え、がん死亡のトップになりました。大人も禁煙に心がけましょう。

⑥ 食べものから適量のビタミンと繊維質のものを多くとる  -緑黄色野菜をたっぷりと-
ビタミン類は、人間の体にとって“潤滑油”のようなもの。なかでも、ビタミンA、ビタミンC、ビタミンEには、発がんを防ぐはたらきもあることが知られています。また、野菜などに含まれる繊維質には、大腸がんを予防する効果があるといわれています。

⑦ 塩辛いものは少なめに、あまり熱いものはさましてから  -胃や食道をいたわって-
塩分を多くとるところでは胃がんの発生率が高いといわれています。アメリカでも40年ほど前は、胃がんの発生が多かったが、食生活の改善で減ってきました。日本でも胃がんは減少傾向にあります。成人1人が1日にとる食塩の量は10g以下が望ましいとされています。調理などに工夫が必要です。また、地域によって食道がんが多いのは、熱い茶がゆを食べる習慣があると考えられています。

⑧ 焦げた部分はさける  -突然変異を引きおこします-
魚や肉を焼いて焦がすと発がん物質が生じることが、動物実験などで確かめられています。あまり気にすることはありませんが、焦げた部分を沢山食べることはさけた方がよいでしょう。

⑨ かびの生えたものに注意  -食べる前にチェックして-
ピーナッツなどのナッツ類やトウモロコシに生えるかびの毒素、アフラトキシンには強い発がん性が認められています。東洋人に肝臓がんが多いのは、B型肝炎・C型肝炎ウイルスなどのほかに、このアフラトキシンも関わっているのではないかと考えられています。ある種のチーズのように意図的にかびを用いた食品については、発がんの心配はありません。

⑩ 日光に当たりすぎない  -太陽はいたずら者です-
紫外線は、長時間浴びると細胞の遺伝子が傷つけられ、突然変異を起こすことがあります。肌の焼きすぎはなるべくさけた方がよいでしょう。

⑪ 適度にスポーツをする  -いい汗、流しましょう-
どんな病気でもいえる鉄則ですが、疲労とストレスは早く解消しなければなりません。 “栄養”“運動”そして“休養”は、健康な生活を送る必須の条件です。健康づくりのためにも積極的に機会をつくって、適度なスポーツを楽しみたいものです。

⑫ 体を清潔に  -さわやかな気分で-
古いイギリスの話しですが、煙突掃除を職業としている人々の間に陰嚢の皮膚がんが発生し、問題となりました。その後仕事をした後、体をよく洗うようになりこの皮膚がんはみられなくなりました。また、体を洗う設備の不充分な地域に子宮頸がんが多いことも知られていますので、体を清潔にするよう心掛けましょう。
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